音響,施工

「音響・照明 施工」について


音楽を演奏する上で必須になる音響設備の施工業務も行っています。
仮設でのイベント音響業務やライブハウスでの環境整備の経験から、「会場の規模」「主な演奏形態・ジャンル」など、様々な条件により最適な音響システムプランをご提案させていただきます。
また音響システム以外にも、照明・配信システムや内装・防音工事などもご相談ください。
一緒に会場を作り上げてきた業者と共に、最適な環境を作り上げていきます。

音響施工の成功の秘密:プロの選び方から学ぶ 

 
ライブ演奏のイラスト
 

音響施工の基本理解:なぜプロの選択が重要なのか

 
音響施工の作業工程は、仮設イベントなどのスピーカーやマイクを設置することと比べても、かなり時間と労力をかけて行う複雑な工事工程になります。
 
イベントと大きく異なるところとして、一度音響の設置調整を行うと、店舗OPEN後には日々の業務で何日も工事日程を入れられないことと、新規導入機材や再調整費などで、費用がかかるためです。

音の質、施工空間の特性、そして最終的にはその場所での観客の音に対する満足度に大きく影響するために、慎重に計画性をもった施工日程にしなければなりません。
 
また、音響施工の基本的なシステムを理解することで、事前に検討すべきこと、場合によっては、 電源容量や、施工する 建物の躯体状況などを把握しておくことが大切であったり、 音による近隣への迷惑がかからないようにしていかなければなりません。
このように、様々な確認事項などを要するのが、音響施工です。
自分自身で少しでも不安があるようでしたら、プロの音響施工会社に相談してみましょう。
 

 
では、実際に音響施工の工程を見ていきましょう。
 
音響施工の工程

 
音響施工の最初の過程では、その空間の音響特性を理解することです。
音は壁、天井、床などの表面から反射し、それによって音の響きや明瞭さが変わります。
 
プロの音響テクニカルから見た場合、このような音の反響を確認し、空間の形状や素材に合わせて最適な音響設計を行います。
 
例えば、コンサートホールでは、音が均等に広がり、どの席からもクリアな音が聞こえるように設計されます。
一方、レコーディングスタジオでは、音の反響を最小限に抑え、よりクリアな録音ができるように設計するなど、形態により全く違う施工方法になることを理解しておきましょう。
 

適切な機材選定について。

スピーカー、マイク、アンプなどの機器は、その使用目的や設置される空間によって異なります。
弊社では、数多くの施工実績の経験から、各機器の特性を十分に把握しており、各音楽空間に最適な機器のご提案をさせていただいております。
 

機器の配置の重要性
 
例えば、スピーカーの位置や角度を調整することで、音の広がり方や聞こえ方が大きく変わります。
さらに、音響施工には、配線や電気工事などの技術的な側面も含まれます。
 
これらの作業は専門的な知識と経験を要し、安全かつ効率的に行う必要があります。
 
弊社では、これらの作業を適切に管理し、 トラブルを未然に防ぐことに注視しています。また、音響施工は、単に機器を設置するだけでなく、その後の メンテナンスや調整のしやすさ、修理の利便性なども考慮しながら機材のプランニングをしております。
 
更に、メンテナンスの重要性は、時間が経過すると、機器の性能が劣化したり、機器のグレードアップが行われたりするため、定期的なメンテナンスやアップデートが必要になります。
 
弊社ではオプションになりますが、これらの維持管理を行い、常に最適な音響環境を提供していきます。
 
また、音響施工は、その場所の目的や使用者のニーズに合わせてカスタマイズされるべきです。
 
例えば、劇場、ライブハウス、音楽・ダンススクール、会議室、レストランなど、それぞれの場所で求められる音響環境は異なります。弊社では、これらのニーズを理解し、個々の会場に応じた最適な音響設計を提供できるように心がけております。
 
以上のように、 音響施工は多岐にわたるプロの専門知識と経験を要するため、ノウハウが多く求められる仕事でもあるのです。
 
このような理由により、適切な業者を選ぶことが、最終的にはその空間での観客の音の満足度に直結することになるので、 機器の豊富な知識+施工実績が多いことに着目して、
施工業者の選定をするのが望ましいでしょう。
 
 
電源盤調整

 

2.音響施工業者の選び方:重要なポイントとチェックリスト

 
音響施工業者を選ぶには、いくつかの重要なポイントがあります。まず、業者の経験と実績を確認することが重要です。
経験豊富な業者は、さまざまな種類の空間や音響の課題に対応した実績を持っています。
 
過去のプロジェクトを通じて得た知識と技術を活用して、お客さまのご要望に合わせた音響機器のプランを提供できます。
 
次に業者が提案する機材機器について、業者によって機器のプラン出し、設置のみを行う業者もありますし、設計から設置、メンテナンスまでのサービスを行う業者もあります。
 
料金で考えてみると、プランニングと設置・調整のみの業者のほうが値段では安いところが多いです。
 
ようするに、店舗営業後のメンテナンスサービス等のアフターサービスは、音響を主とする店舗にとって緊急対応を希望する方が多いからです。
 
当然のことですが、機器の故障・破損になると、営業の死活問題になることが多く、アフターフォローのサービスは、このことを考慮して料金設定をしているところが多いので料金が割高になるということです。
 
よって、音響の施工については、どこまでを業者でやってもらうのかを決めてから施工業者を選ぶのがよいでしょう。
 
また、業者の専門知識と技術力も重要な選定基準です。
 
音響施工は高度な技術を要するため、業者が最新の機材について充分な知識や技術にもっているかを確認することが必要です。
 
専門知識が豊富な業者は、最新の技術を活用して効果的な音響設定を提供できます。
 
更にコミュニケーション能力も重要な要素です。
 
良い業者は、お客様のご要望を理解し、的確なプランをご提示させていただきます。
プロジェクトの進行中に発生する可能性のあるトラブルシューティングに対して、効果的に対応する能力も重要です。
 
最後に、コストも重要な考慮事項です。音響施工のコストは施工内容によっても大きく異なるため、予算内で最高の価値を提供できるように、何度も業者とのやりとりはとても重要になります。
 
ありがちな低コストだけを追求するのではなく、コストパフォーマンスがよいプランを考慮することも重要なのです。
 
これらのポイントを踏まえ、音響施工業者を選ぶ際には、業者の実績、サービス範囲、専門知識、コミュニケーション能力、コストパフォーマンスを総合的に評価することです。
 
適切な業者を選ぶことで、音響施工プロジェクトは成功へと導かれ、最終的にはその音響環境での観客のライブの満足度に繋がっていくのです。
 
 
音響ミキサーの操作

 

3.成功事例から学ぶ:優れた音響施工の実例

 
音響施工の成功事例は、理想的な音響環境を実現するための具体的な手法や戦略を示してくれます。
 
例えば、大規模なコンサートホールの音響施工では、空間の広さと形状を考慮し、 どこにいても均一でクリアな音が聞こえるようにスピーカーの配置が計画されます。
 
このような事例では、音響の専門家が緻密な音響測定を行い、最適なスピーカーの数と配置、さらには音響材料の選定までを行います。
 
小規模な会議室やレストランの場合、音響施工の目的は異なります。ここでは、背景音楽が快適な会話を妨げないように、また、音楽が空間全体に均等に広がるように配慮が必要です。
 
成功事例では、適切な音量と音質を保ちながら、空間の雰囲気を高める音響設計が施されています。
 
また、各スクール事業や企業などのスポーツトレーニングルームでは、話者の声がはっきりと聞こえ、かつ、参加者が互いにコミュニケーションを取りやすい環境が求められます。
 
成功事例では、適切なマイクの配置とスピーカーシステムの利用が、効果的なコミュニケーションと学習環境の両立のバランスが求められます。
 
これらの事例から学ぶべき点は、音響施工が単に技術的な作業ではなく、その空間の使用目的や利用者のニーズを深く理解し、それに応じた施工+調整が必要であるということです。
 
お客様から求められる音響施工業者は、技術的な高さだけでなく、音響空間の機能性と居心地を高めるられる環境が提案できることではないでしょうか。
 
 
音響コントロールルーム

 

4.予算と品質のバランス:コスト効率の良い音響施工を実現する方法

 
音響施工において、予算と品質のバランスを取ることは非常に重要です。高品質・多機能な音響プランを求める一方で、施工の予算は限られていることが多いため、コストパフォーマンスの良い選択をする必要があります。
 
このうまいバランスを取れるようにするためには、まずプランの目的と必要な機能を明確に定義することが必要だと考えます。
 
例えば、背景動画と音楽を流すだけのシンプルなプランであれば、高価なプロフェッショナルグレードの機器は必要ないかもしれません。
 
一方で、コンサートホールや劇場のような場所では、高品質な音響システムが必須です。
 
それには、様々な音響機器のオプションを検討し、価格と性能を比較することが重要です。
 
市場にはさまざまな価格帯の音響機器がありますが、必ずしも高価な機器が最適とは限りません。
 
プロジェクトの要件に合った機器を選ぶことで、無駄なコストを削減できます。
 
また、中古機器を利用することも一つの選択肢です。
 
中古機器は価格が抑えられていることが多く、適切に選べばコストパフォーマンスの高い解決策となります。
 
ただし、中古品の場合には、求めているものが市場にあるとは限りませんので、それと同等な物なども候補としてチョイスしておくとよいでしょう。
 
依頼したい業者に施工プランの予算を明確に伝え、その範囲内で最適な音響機材の選出、施工費、期間を提案してもらうことも大切な要素です。
 
業者によっては、まとめ予算に応じてグロス料金を提供してくれることもあります。
 
プロジェクトの計画段階で、将来の拡張工事やアップグレードの可能性も考慮することもかなり重要です。
 
初期投資を抑えつつも、将来的にシステムを拡張できるような設計を選ぶことで、長期的なコスト効率を高めることができます。
 
最後に、音響施工においては、短期的なコストだけでなく、長期的な運用コストも考慮する必要があります。
 
安価な機器や施工方法を選んだ結果、メンテナンスコストが高くつくこともあるので、初期投資と運用コストの両方を考慮した総合的なコスト効率の良い選択をすることが必要です。
 
品質を犠牲にすることなく、納得出来る予算で最適な音響環境を構築することができれば、音響施工の導入は成功と言えるのではないでしょうか。
 
 
機材のメンテナンスと調整

 

5.長期的な視点:音響施工後のメンテナンスとアップグレード

 
音響施工が完了した後の長期的な視点を持つことは、持続可能な音響システムの運用において非常に重要です。
 
音響システムは、時間の経過と共にメンテナンスやアップグレードが必要になります。
 
これらの要素を事前に計画し、適切に管理することで、システムの性能を最大限に保ち、長期的な投資の価値を高めることができます。
 
音響システムのメンテナンスは、システムの寿命を延ばし、常に最高のパフォーマンスを維持するために不可欠です。
 
定期的なメンテナンスには、機器の清掃、ケーブルの点検、ソフトウェアのアップデートなどが含まれます。
 
これにより、機器の故障や性能の低下を未然に防ぎ、突発的なトラブルや修理コストを減らすことができます。
 
また、技術の進歩に伴い、新しい機能やより高性能な機器が市場に登場します。
 
音響システムのアップグレードを計画することで、システムを最新の状態に保ち、より良い音響体験を提供することが可能になります。
 
アップグレードの計画には、将来の技術的な要件や予算の見積もりを含めることも検討しておきましょう。
 
音響施工業者との長期的な関係を築くことも、メンテナンスとアップグレードのプロセスをスムーズにするために役立ちます。
 
信頼できる業者は、システムの状態を把握し、適切なメンテナンス計画を提供し、将来的なアップグレードのためのアドバイスを行うことができます。
 
さらに、音響システムの使用方法に関するトレーニングやサポートを提供することも重要です。
 
利用者がシステムを正しく使用し、管理することで、機器の誤操作による損傷を防ぎ、システムの寿命を延ばすことができます。
 
最後に、音響システムの長期的な運用には、環境や利用者のニーズの変化に対応する柔軟性が求められます。
 
システムの設計を将来の変化に対応できるように計画することで、長期的な視点からの運用が可能になります。
 
これらの要素を考慮することで、音響施工後のメンテナンスとアップグレードを効果的に行い、長期的な視点から音響システムの価値を最大化することができます。
 
持続可能な音響システムの運用は、初期の施工だけでなく、長期的な計画と管理によって実現されるのです。

 

まずはご相談ください

ひとことで、ライブハウスを作るといっても環境や目的は様々。
最適なプランも全く異なります。
まずはお電話にてどのような店舗にしたいかや、ご予算、
このくらいの時期にオープンしたいなど、ご希望をお伝えください。

会場の下見

会場の広さや、周囲の環境、構造や電源容量などをご確認させて頂きます。
場合によっては、内装の変更や電気工事も必要となります。
確認させて頂いた情報をもとに機材や設備の選出プランを作成いたします。

プランニング

音響・照明・映像・楽器・付帯設備等
ご希望される内容の公演が可能なプランをいくつかご提案致します。
機材名の資料を見てもよく違いがわからない。という場合もご心配ありません!
それぞれの特徴もきちんとご説明いたしますのでなんなりとご質問ください。
出来上がったプランをご検討頂き、変更・修正などを加え、プランの決定稿を作成します。
この段階で、最終的な納品・施工の日程・管理・メンテナンスの工程などのご提案もさせていただきます。

工事開始

オープン予定日より逆算していよいよ店舗の工事開始です。
機材が入る前の土台となる工事から始まり、順次機材の設置を行っていきます。

楽器搬入・システム調整

すっかりライブ空間となった会場ですが、まだこのまま公演を行うことは出来ません。
安心して公演が行えるよう、専門のオペレーターが基本となるプログラミングや調整を行います。
※トータルプロデュースでは平行してホームページの開設や、出演者の募集、ドリンクサーバーの導入などなど、細かなオープン準備までサポート致します。

ライブハウスオープン!!

遂に待ちに待ったオープン当日!
初めてお客様を招いての公演は、しっかり準備をしていてもバタバタしがち。
皆様にとって気持ちのいい公演が円滑に進むよう、ご希望に応じて当社スタッフ達がお手伝いに伺うことも可能です。

管理・メンテナンス

ご要望がございましたら、オープン後のオペレーションや機材周りの定期メンテナンス管理も承ります。


 
ライブハウスプラン例 【A】
 出来る限りコストを抑えたバンド対応のライブが可能な必要最低限の機材セットになります。
現在お持ちの機材を合わせてのプランなども可能ですのでお気軽にご相談下さい。 

音響・照明機材+施工手数料を含む
(場合により別途電気工事・内装工事の料金が必要となります)

350万円~

※別途オプションとして映像機器や楽器なども、まとめてご注文頂くことも可能です。

    
ライブハウスプラン例 【B】
スタンダードなロックバンド対応のライブハウスが作れるプランです。
ご要望に合わせて何かに重点を置いたプランニングも可能です! 

音響・照明機材+施工手数料含む
(場合により別途電気工事・内装工事の料金が必要となります) 

500万円~

※別途オプションとして映像機器や楽器なども、まとめてご注文頂くことも可能です。

   
ライブハウスプラン例 【C】
音にも照明にもこだわって他のライブハウスと差別化された公演を可能に!
店舗にぴったりのアーティストにオーディエンスにも満足してもらえるシステムを導入します。

音響・照明機材+施工手数料を含む
(場合により別途電気工事・内装工事の料金が必要となります)

800万円~

※別途オプションとして映像機器や楽器なども、まとめてご注文頂くことも可能です。

まずは、お電話にてお気軽にご連絡下さい。
当社スタッフが丁寧にお応えいたします!

施工事例:

 
文京HEAD POWER 様(以下敬称略)
Azure OSAKA Base
Azure KOUBE Base
Azure Daikanyama Base
MsmileBOX 渋谷
渋谷 CLUB ROSSO

 
 
駒込 UP-DRAFT
LiveStation sayama(閉店)
新宿 Live MusicInn (閉店)
高田馬場 LiveCafe mono
四谷 LiveHouse mono (移転)
渋谷 RICK (閉店)
etc..